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レクサスの新型SUVであるUXについて紹介します。
レクサスUXは、レクサスのSUVモデルであるLX、GX、RX、NXに続く最小サイズのコンパクトSUVとなります。そのコンパクトな大きさを生かした性能こそがレクサスUXの評価ポイントとなっています。
また、トヨタブランドから販売されている「CHR」をベースとして設計されているモデルですので、所々「CHR」との比較を交えてご紹介します。
本記事の内容は以下となります。
- 「レクサスUXとは?特徴は?」
- 「プラス評価・マイナス評価のポイント」
- 「ユーザーの口コミ評価」
- 「UXがおすすめな人は?」
また、製造した日本車メーカーであるレクサスについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
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レクサス UXとは?特徴は?
レクサス UXはトヨタのコンパクトSUVである「CHR」をベースに開発されたコンパクトSUVで、レクサスが展開するSUVではLX、GX、RX、NXに続く末弟かつレクサス最小クラスのSUVとなります。(GXは海外モデルのみ)
UXは2016年に公開された「UX Concept」が大きな布石となり、レクサス初の女性チーフマネージャーのもと開発が進められ市販モデルは2018年のジュネーブモーターショーにて初公開。日本では2018年11月27日に発表・発売開始となりました。
レクサス UXのエクステリアデザインはレクサス共通のデザインアイコンであるスピンドルグリルや、左右のテールランプには両端をフィン形状とすることでレーシングカーのリヤウイングをイメージさせた「エアロスタビライジングブレードライト」を採用している点が大きな特徴となっています。
UXのエンジン性能や燃費は?
レクサス UXに搭載されるエンジンは最高出力174馬力を発揮する排気量2000cc直列4気筒NAエンジンと、システム最高出力184馬力を発揮する排気量2000cc直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類となっています。
燃費はUX200がWLTCモードで16.4km/L、UX250がWLTCモードで22.8km/Lと低燃費を実現しています。
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UXのグレードや駆動方式は?
エンジンタイプの違う「UX250h」「UX200」の双方ともに「標準仕様」、「version C」、「version L」、「F SPORT」の4種類の仕様が設定されています。
また、ガソリンエンジン仕様となる「UX200」は2WDのみ、ハイブリッド仕様となる「UX250h」は2WDと4WDとなります。2WDの駆動方式は「UX200」「UX250h」の双方ともに前輪駆動(FF)となります。
UXとCHRの大きさやデザインの違いは?
レクサスUXは、ベース車両となったトヨタCHRのごつごつした感じを取り除き、力強さは残しつつもCHRにはないエレガントさやシャープさを持ち合わせているのが魅力です。
ただ、所々にCHRを連想させるようなデザインも残っており、特に内装は似ています。その為、CHRのレクサス版に乗りたいという方にもおすすめです。
また、UXの大きさは、4495[mm ]× 1840[mm] × 1540[mm](全長 × 全幅 ×全高)。CHRの大きさである4360[mm ]× 1795[mm] × 1550[mm](全長 × 全幅 ×全高)よりも全長:135[mm]、全幅:40[mm]、全高:10[mm]ほど大きくなっています。共通のプラットフォームを使っているのですが、特に全長は100[mm]以上長くなっています。
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レクサスUXの評価ポイントは?
レクサスUXのプラス評価ポイント・マイナス評価ポイントを紹介します。
レクサスUXのプラス評価ポイント
SUVでありながら立体駐車場に入庫可能
多くのSUVモデルは本格派のSUVだけでなく、クロスオーバーSUVでも全高が高いので、立体駐車場が使用できないということが多いです。
しかし、UXは女性にも乗り降りし易く小回りが利く車を目指して開発されたこともあり、SUVモデルでありながら立体駐車場への駐車を考慮し全高が1540mmに抑えられています。
優れた走行安定性
UXの大きな長所として優れた走行安定性が挙げられ、ステアリングを動かすと小さな舵角からでも正確に車が反応します。
また、危険を回避するために車線を素早くチェンジするような場合でも後輪がしっかりと接地するので安定性を失うことがありません。
レクサスUXのマイナス評価ポイント
高級車としては乗り心地がイマイチ
UXはレクサスの中でも最小クラスのモデルということもあり、市街地走行のような速度では常に細かく上下に揺られるような感覚があります。
CHRより狭い後席
UXのリアシートは足元空間広さが狭く、シート形状の差からかベースモデルであるCHRより狭くなっています。
実際に着座すると見た目ほどは狭くありませんが、5名乗車より4名乗車での使用の方が良いでしょう。
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レクサスUXの口コミ評価は?
レクサスUXの口コミ評価を紹介します。
UXの良い口コミ評価
レクサス感と優れた燃費に満足
UXはトヨタのCHRのレクサス版となりますが、日本の道路環境にマッチした大きさと、レクサスならではのフロントマスクやクーペのように見えるデザインが気に入っています。
また、私はハイブリッド仕様の2WDモデルに乗っていますが、モーターのアシストが素早くてキビキビと走ってくれますが、それでいて燃費性能も20km/Lと優れている点も満足しています。
優れたハンドリングと実用的な大きさ
UXはSUVモデルとしてはワイド&ローのデザインとなっていますが、見た目からも分かるようにハンドリング性能もSUVモデルであることを感じさせない程に優れています。
このクーペのようなデザインのおかげで全高が低く、都市部での使用する際には立体駐車場へ入庫できるので非常に便利だと思います。
UXの悪い口コミ評価
レクサスなのに内装が安っぽい…
UXで不満を感じているのはレクサス車の割に内装の質感が安っぽい点です。特にダッシュボード周りやドアの内装の質感が悪く、ボタン類の使い勝手が良いだけに余計に悪さが目立ちます。
SUVですが見晴らしは良くないです…
UXはSUVモデルの中では特に背が低く着座位置も低いので、SUVモデルならではの見晴らしの良さを求める人には不満があると思います。
その他のUXの口コミまとめ
上記以外のその他レクサスUXの口コミを拾ってみると、この車の良さがさらに見えてきます。その一部を紹介します。
ドライビング性能の口コミ
ドライビング性能についての口コミでは、アクセルレスポンスが良いという声も多いです。ハイブリッドであってもアクセル開度に応じて力強く加速していきます。これは良い意味で期待が裏切られたという声が多いようです。CT200hと比較してもはるかにUXのほうが上です。加速が滑らかでスムーズという口コミも見られます。
トランスミッションはCVTとなっており、シフトショックがありません。そのことがスムーズな加速感につながっているようです。
なお、ターボのようなパンチのきいた加速感はないという声を聴かれます。ただ、これは味つけの問題もあり、一概に悪い点とは言えないでしょう。
コンフォートの口コミ
コンフォートについての口コミでは、「ウェルカムシート」にびっくりしたという口コミがあります。
これはシートに座ると自動で最適なシート位置に設定してくれるというもので、知らない人が座るとびっくりしてしまうようです。
また、女性からの口コミでは、エアコン吹き出し口からお肌や髪に優しい「ナノイー」が出てくるのが良いという声があります。このあたりはレクサス初となる女性のエンジニアチーフの存在が大きいのかもしれません。車の中は密閉された空間なので空調は重要なポイントです。
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レクサスUXがおすすめの人とは?
UXがおすすめな人を紹介します。
比較的お手頃なレクサスSUVが欲しい人
コンパクトサイズのSUVをレクサスブランドで欲しいという人です。価格もガソリン車で300万円台からの設定となっており、CHRに比べると約150万円程度高くなっていますが、レクサスブランドの中では大変お求めやすい価格となっています。
このため安いレクサスを欲しいという方にもおすすめと言えるでしょう。CT200hと比べても価格的にはほとんど変わりませんが、質感はUXのほうが上です。
スポーティーなSUVが欲しい人
ポーティな雰囲気のあるオンロードを中心とした高級コンパクトSUVが欲しいという方にもおすすめできます。軽やかで力強いエンジンとスポーティな味付けがされたハンドリング性能を持ち合わせており、運転をしてみればすぐにただのコンパクトSUVとは異なることを悟ることでしょう。
さらにドライビングシートにおさまると包まれ感が非常に強く、まさにスポーツカーのコクピットような雰囲気に仕上げています。しかし、それでいながら車高が低いスポーツカーのように沈み込むようなドライビングポジションではなく、SUVの利点である高い車高から視点が高く見晴らしが良いので、背の低い女性が運転してもとても運転がしやすいのが特徴です。