車の排気量とは?これが違うと実際に何が変わるの?

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排気量はエンジンの大きさだと考えてください

車の性能表を見ていると、ほとんどの車にこの排気量という表記があります。これは、その車に搭載されているエンジン内の燃焼工程で利用できる容量を合計した数字で、単位には立方センチメートル(cc)が使われます。

簡単に表現すると、この数字が大きいほど物理的に大きなエンジンが搭載されていると思っていいでしょう。従って、排気量という表現ながら、エンジンから出る排気ガスの量とは異なります。車でこの排気量という表現を使う場合、あくまでエンジン自体の性能を表す数字だと考えてください。

現在ではこれが660cc未満の車は軽自動車、それを超えて2000cc未満の車を小型自動車、それを超えると普通自動車というカテゴリーになります。(※小型自動車とカテゴライズされるには、この排気量の他に車体の大きさにも条件もありますが、ここではそれは考えません)

大きな排気量のエンジンほど大きなパワーを発揮できるので、馬力があり、加速や最高速度も上がります。ですが、排気量が大きいほどエンジン内での燃焼が早く行われる為、燃費性能は悪くなります。よって、燃費を重視したエコカーと呼ばれている車には、これが小さいエンジンが搭載されているという訳です。

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ハイブリッドカーや電気自動車の排気量とは?

最近では、電気で動作するモーターとエンジンを組み合わせたハイブリッドと呼ばれるパワートレインを搭載した車もごく一般的になりました。

このような車の場合、記載されている排気量はエンジンのみの大きさです。モーターに関してはキロワット(kW)でその出力が表現されます。 例えばトヨタアクアというハイブリッドカーを例に挙げると、この車ではエンジンの排気量が1,496cc(1.5リッター)、モーターの最大出力が45kWとなっており、パワートレインとしてトータルで約100馬力のパワーを発揮します。

日産リーフのような電気自動車にはエンジンは搭載されておらず、モーターの動力のみで走行します。燃料電池車と呼ばれる水素エネルギーで走行する車もパワートレイン自体は同じくモーターとなっており、燃料が電気か水素エネルギーかの違いです。

車の性能を測る数字として、パワートレインの馬力はとても大切な数字です。ハイブリッドカーではエンジンの排気量だけでなく、必ずモーターも含めたトータルの馬力で判断してください。電気自動車やそれに順ずるモーターの動力だけで走行する車の場合には、そのモーターの最高出力だけでの判断になります。

おおよそですが、モーターの出力が50kWあると、70馬力程度になります。ただし、バイブリッドカーでエンジンが同じく70馬力ある場合に、それと足して140馬力とはなりません。上のアクアでも、エンジンが74馬力、モーターが61馬力ですが、合わせてちょうど100馬力です。

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排気量当たりの馬力はどれくらい?

ガソリンエンジンでは、排気量が1リッター(1000cc)ごとに50~90馬力程度を発揮できます。約2倍もの差があるのは、エンジン自体の作りにも依る為です。同じ排気量のエンジン同士でも、気筒数が多いほど馬力は上がります。その為、排気量だけでその車のパワーを判断せず、必ず馬力(PS、またはHP)の数字も確認してください。

中には特殊な作りで、1リッター当たり100馬力を超えるパワーを発揮するエンジンも存在します。その際たる例はマツダがかつて発売していたスポーツカーに搭載されていたロータリーエンジンで、1.3リッターの排気量で200馬力以上もありました。ただし、弱点として極端に燃費が悪いことから、現在では排ガス制限に引っ掛かってしまう為、製造されていません。

その他にも、ホンダのスポーツカー向けのVTECエンジンが2リッターで約220馬力を発揮していた時期がありましたが、現在ではこのようなリッター当たり100馬力を超えるエンジンはまずないと考えてください。その理由として、前述の排ガス規制はもとより、パワーより燃費の良い車の方が求められている時代だからです。

また、加給機(ターボやスーパーチャージャー)が搭載されているエンジンでは、その加給によって燃焼が促進される仕組みになっているので、平気でリッター当たり100馬力以上を発揮します。ただし、その分燃費が悪くなるのは言うまでもありません。

馬力と燃費は反比例するものです。ハイブリッドカーの場合はそれほど心配することはありませんが、エンジンだけで馬力が高い車はくれぐれも燃費に注意してください。車の維持費のほとんどはそのガソリン代だからです。

ホンダの車レビューはこちら

     

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