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目次
レクサスGSとはどんな車?
GSはレクサスの中でも高級セダンという位置付けのシリーズです。同様の高級セダンというカテゴリーでは最上位のLSシリーズの下となり、元を辿れば同社(トヨタ)のアリストからのモデルチェンジですが、現在ではスポーティな4ドアセダンは別にISシリーズとして展開されている為、LSシリーズと共に高級セダンとなっています。
グレードのラインナップは2リッターターボモデル、2.5リッターハイブリッドモデル、3.5リッターNA(自然吸気)モデル、3.5リッターハイブリッドモデルの4種類で、駆動方式は全てFRですが、3.5リッターモデルのみ4WDも選択できます。
かつては4.6リッターといった大排気量のエンジンを積んでいたモデルもありましたが、現行のグレードは以上で、3.5リッターモデルで約320馬力、3.5リッターハイブリッドモデルで約350馬力という出力です。
ベースグレードで約580万円~という価格設定の為、LSシリーズには手が届かないという人でもこのGSシリーズなら充分に狙えるかも知れません。そのLSシリーズには3.5リッターツインターボ(約420馬力)というもっとパワフルなパワートレインの設定がありますが、そこまで望まないのであれば、このGSシリーズでもそこまで大きな違いはありません。(もちろん内装や各装備などの違いはあります)
その為、レクサスの高級セダンを求める人からとても支持の高いシリーズです。
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レクサスGSの特徴は?(良い点、悪い点)
レクサスGSの良い点
レクサスGSは下位のモデルであれば、それこそミドルアッパークラスのセダンに少し足したくらいで購入できる価格が一番の魅力だと言っていいでしょう。レクサスIS(スポーティセダンのシリーズ)の下位モデルも同程度の価格帯で、共に4ドアのレクサスの中では売れ筋となっています。
パワートレインに2リッターターボ、2.5リッターハイブリッド、3.5リッター、3.5リッターハイブリッドという4種類が用意されている点も、選択肢として充分です。ハイエンドの3.5リッターハイブリッドはISシリーズにはない設定で、同様のパワートレイン(モーター部分が多少違いますが)を搭載するLSシリーズと比較して、300万円以上も安価なところはこのシリーズならではです。
レクサスGSの悪い点
LSシリーズと比較すると、所々にコストカットをしたとも言える部分が見え隠れする仕様なので、そこが気になる人には気になるかも知れません。例えば現行のLSシリーズは、シフトにLCシリーズ(スーパースポーツモデル)で初めて採用された10速ATを搭載していますが、このGSシリーズでは6・8速AT、もしくはCVTとなっています。特にハイブリッドモデルは共にCVTシフトのみの設定で、LSシリーズのような高速走行時のアシストには対応していません。(LSシリーズに搭載されているのはマルチステージハイブリッドという、高速走行にも対応したハイブリッドシステムです)
外見はLSシリーズとそれほど変わるところはありませんが、このような部分で差別化を測っていると言えるでしょう。
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レクサスGSオーナーの口コミ評価は?
レクサスGSに実際に乗っている人の口コミ評価を見てみましょう。
口コミ評価1 とても高級感のあるセダンです
同じトヨタのセダンのマークXからの乗り換えです。マークXでも充分に高級感を感じていただけに、レクサスになると一段と高級車になった感が強く、とても気に入っています。エンジンは2.5リッターのハイブリッドにしましたが、充分なパワーがあり、価格的にもちょうどいいクラスです。(40代・会社役員)
口コミ評価2 NAエンジンが選べたのでこれにしました
LSも考えましたが、現行ではツインターボかハイブリッドかという選択になってしまうので、NAエンジン派の私はGSの3.5リッターを選択しました。300馬力を超える充分な出力があって、昔に乗っていたセルシオ(4.3リッター)よりパワフルに感じます。ハイブリッドもいいですが、これからもNAエンジンの高級車を是非残して欲しいと思います。(50代・会社員)
口コミ評価3 2.5リッターが欲しかったです
価格的に手が届く範囲のラインナップが、2リッターターボ、2.5リッターハイブリッドという構成しかなかったので、2リッターターボの方にしましたが、ターボエンジンは初めてなので今ひとつ扱いきれていません。高級セダンのシリーズだけに、ノンターボで2.5リッターか3リッターのラインナップがあってもよかったのではと思います。(40代・自営業)
レクサスGSの口コミ評価まとめ
このレクサスのGSは、豊富なパワートレインのラインナップの割には2.5~3リッターのNAエンジンがエントリーされていないので、それが不満だという声も少なくありません。しかし、どの車でもモデルチェンジごとにハイブリッドに偏っていくのは、この車に限らず、時代の流れと言うしかありません。