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目次
フィアット 500xとは?
フィアット 500xは傘下のクライスラーと共同開発を行ったコンパクトSUVで、2014年のモンディアル・ド・ロトモビルでワールドプレミアされました。
500xの大きな特長としてはジープのレネゲードと基本メカニズムを共用しつつも、フィアット500をモチーフとしたエクステリアデザインが与えれている点が挙げられます。
その為、500xのプラットフォームは500Lと同様にフィアットとGMが共同開発した「GM FIAT スモールプラットフォーム」を発展させた「スモールワイド4×4アーキテクチャー」を採用しています。
搭載しているエンジンに関しては「マルチエア」と呼ばれる排気量1400cc直列4気筒SOHCターボエンジン、「タイガーシャーク」と呼ばれる2400cc直列4気筒SOHC自然吸気エンジン、「マルチジェット」と呼ばれる1600ccと2000cc直列4気筒SOHCディーゼルターボエンジンの4種類が設定されています。
日本仕様に関しては2015年10月24日より販売が開始され、全車「マルチエア」搭載モデルとなっていて、2WD仕様には6速デュアルクラッチトランスミッションが、4WD仕様には9速オートマチックトランスミッションが与えられています。
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フィアット 500xの評価は?
フィアット 500xのプラス評価とマイナス評価について紹介します。
フィアット 500xのプラス評価
輸入車の中では優れた燃費性能
フィアット 500xは全モデル1400cc直列4気筒ターボエンジンを搭載し、スタート&ストップ機構を採用などにより2WD仕様では15.0km/Lと優れた燃費性能を有しています。
また、4WD仕様は惰性走行時には2WDに自動的に切り替えるシステムを搭載しており、13.1km/Lとなっています。
優れた安全装備を標準装備
フィアット 500xは全モデルで内装にフロント・サイド・ウインドー・ニーエアバッグなど7カ所のエアバッグを標準装備している他、ポップスタークラス以上のモデルになると前面衝突警報や車線逸脱警報機能などを装備しています。
フィアット 500xのマイナス評価
ラゲッジの床面がフラットにならない
フィアット 500xのラゲッジルームは通常時で350Lの積載容量となっていますが、リアシートを倒すと最大時には1000Lとなります。
その為、ライバルモデルと比較して容量には遜色ありませんが、シートを倒した際にシート部分とラゲッジルームに段差が生じてしまいフラットな床面とはなりません。
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フィアット 500xの口コミ評判
フィアット 500xの口コミ評判について紹介します。
フィアット 500xの良い口コミ評判
オシャレで実用的な車です
フィアット 500xのエクステリアは名前の通り500をモチーフにしているのですが、可愛らしさが際立った500に対して500xは内装も含め全体的に大人の雰囲気となっているのでお洒落心と実用性を兼ね備えていると思います。
また、少し大柄のボディに1400ccエンジンではパワー不足を感じると思っていましたが、4WD仕様の9速オートマチックがエンジンパワーをスムーズに伝達してくれるので不満もありません。
内装は高級で実用的
フィアット 500xの内装はシンプルでありながらポップな色遣いによって、クラス以上の高級感があります。
また、インパネボックスには空調を利用して保温・保冷する機能を持たせていたり、人数分以上のドリンクホルダー備えているなど実用性が高い点も満足しています。
フィアット 500xの悪い口コミ評判
エクステリア優先で後方視界が悪い
フィアット 500xのエクステリアは実用性よりも見た目を優先した丸みを帯びたデザインとなっています。
その為、後方に行くにつれ全高が低くなっていて側方や後方の視界が悪いように感じます。
ブラインドスポットモニタリングやリアビューモニターで補うことは出来ますが、安全に関わることなので気を遣ってしまいます。