ベンツとは？！特徴やどんな人におすすめな高級車か？

1 メルセデス・ベンツとは？
2 メルセデス・ベンツの特徴は？
3 メルセデス・ベンツがおすすめな人は？

メルセデス・ベンツとは？

メルセデス・ベンツは同時期に設立された最古の自動車メーカーである「ベンツ＆シー・ライニッシェ・ガスモトーレン・ファブリーク」と「ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト」が1926年に合併して設立された自動車メーカーです。

メルセデス・ベンツという名称は自動車のブランド名であり、正式な社名はダイムラーとなります。
日本ではメルセデス・ベンツは高級自動車の代名詞的な存在となっていますが、欧州では比較的安価な自動車も販売している総合自動車メーカーとして知られており、乗用車の他にもトラックや大型バス、特殊車両、軍用車なども販売を行っています。乗用車としてもセダンをはじめとして、SUV、ステーションワゴン、コンパクトカーなど様々なタイプをラインナップしています。

また、メルセデス・ベンツの特徴として光り輝くエンブレムがありますが正式な名前を「スリー・ポインテッド・スター」と呼び、合併前のダイムラーが使用していたもので、これにベンツ社のエンブレムだった円形月桂冠を組み合わせた物がメルセデス・ベンツのエンブレムとなります。このスリー・ポインテッド・スターで示された3箇所の点は、陸海空の各分野での社の繁栄という願いが込められています。

日本でメルセデス・ベンツが高級車の代名詞となっているのは、正規ディーラーが廉価グレードを廃した車種設定とすることで、高級自動車メーカーとしての面を強調しているからなのですが、それだけではなくメルセデス・ベンツは古くから高級車を作り続けてきた伝統を何より大切にしており、正統派の高級車を販売する自動車メーカーとして、世界的にも認知されているからなのです。

メルセデス・ベンツの特徴は？

メルセデス・ベンツのメリット・デメリットについて紹介します。

メリット1　安全を重視した車作り

メルセデス・ベンツは安全な車作りに力を注いでいるメーカーとして知られており、昔から高い衝突安全性を有していますが、その他にも現在では多くの自動車に標準装備されているアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)を最初に発明して採用したのはメルセデス・ベンツとなっています。

メリット2　正統派の高級車

メルセデス・ベンツほどのような車種でも、過度にラグジュアリー感やスポーティー感を強調するようなエクステリアデザインとはなっておらず、落ち着きのある正統派の高級車となっています。また、内装に関してもインパネ周辺にウッドパネルを採用するなど高級感と質感を重視したデザインとなっていますが、使用する頻度が高いスイッチ類をドライバーの近くに配するなど使い勝手の良さにも定評があります。

デメリット1　良くも悪くも高級車の代名詞

メルセデス・ベンツは高級車の代名詞として車に詳しくない人にも名前が知られたメーカーです。その為、高級車と言われてメルセデス・ベンツのセダンをイメージされる方も多いことでしょう。それにより、富裕層や政治家のようなVIP層が愛用する一方で、暴力団や威圧的な人が乗る車としても知られており、車種やボディーカラーによっては偏見の目で見られる場合があります。

メルセデス・ベンツがおすすめな人は？

メルセデス・ベンツをオススメしたい人を紹介します。

高級車選びで失敗したくない人

一言で高級車といってもスポーティーな高級車から、先進的な高級車、ラグジュアリーな高級車など様々なタイプが存在しています。その中でもメルセデス・ベンツは世界最古の自動車メーカーとして、数ある高級自動車のお手本的な存在となっており正統派の高級車として君臨しています。その為、初めて高級車選びで失敗したくないと考えている人はメルセデス・ベンツをオススメします。

安全性を重視した車に乗りたい人

メルセデス・ベンツは自動車黎明期から安全性を第一とした車作りが行われています。それは1953年に衝突吸収構造ボディを採用し、1978年には車輪のロックを防ぐABSを採用していることからも分かります。これらの安全装備はフラッグシップモデルにのみ採用するのではなく、ボトムグレードまで分け隔てなく採用する点がメルセデス・ベンツの安全神話を作り上げているのです。その為、安全性を重視した車に乗りたい人はメルセデス・ベンツをオススメします。また、予防安全である自動ブレーキの性能に関しても高いレベルを有しています。