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目次
コンパクトカーとは?軽と比較すると違いは?
コンパクトカーとは自動車の形状の一種でこれといった定義は存在していませんが、日本では一般的な普通自動車の中で全長が4200[mm]程度まで、全幅が1700[mm]程度までの5ナンバー枠に収まり、ボディ形状がハッチバックや2BOXタイプの車を主に指します。
また、エンジンの排気量は1000[cc]〜1500[cc]クラスの直列4気筒のものが多くなっていますが、排気量によって定義されているわけではないので車種によっては3500[cc] V型6気筒といった大きな排気量の車もコンパクトカーに含まれます。
コンパクトカーは小柄なサイズから軽自動車(以下、”軽”)と比較されることが多いのですが、税金面や維持費に関しては”軽”が圧倒的に有利になっています。
しかし、それ以外の面ではコンパクトカーが様々な面で有利となっています。
例えば乗車定員が”軽”が最大4人ですが、コンパクトカーは5人であったり、排気量が大きく変わるので馬力や加速性能に優れています。
また、コンパクトカーは各自動車メーカーも燃費性能に対して特に力を入れて開発しているので、ハイブリッドカーなど燃費に特化した車種が充実しており、”軽”よりも大きな車が欲しいが必要以上に大きな車は必要ないという人から人気のジャンルとなっています。
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コンパクトカーの特徴は?(メリット・デメリット)
コンパクトカーのメリット・デメリットについて紹介します。
コンパクトカーのメリット
軽自動車よりもサイズが大きい分だけ居住性が高い
”軽”と比較するとサイズが一回り大きいので、その分だけ居住性が高くなっています。
比較軽量であり、エンジンパワーに余裕がある
”軽”と比較すると排気量に余裕があるのでエンジンを高回転域まで回さないと走らないという場面が少なく、結果的に静粛性や追い越し時の加速性能に優れています。
車両代金が比較安い
”軽”と比較しても本体価格に差がなく、グレードによっては”軽”よりも安い場合もあります。
コンパクトカーのデメリット
最小回転半径が大きい車種が多い
最近は、居住性を重視していることから、ロングホイールベースとなっており、ボディサイズの割に最小回転半径が大きく小回りが効かない車種もあります。
中途半端なクラスだと思われている
経済性に特化した”軽”を除くと最も小柄なクラスとなっており、その他のクラスのセダンやクーペ、SUV等よりも車格が下であると思われる人もいます。
その為、高い車格を求めるユーザーからは敬遠される傾向にあります。
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コンパクトカーがおすすめな人
コンパクトカーは普通自動車の中では経済性が高く、運転がしやすいことで人気のジャンルとなっています。
そんなコンパクトカーに乗ることをオススメしたい人を紹介します。
5名乗車する機会があるが、経済性も重視したい人
税金といった経済性を重視すると”軽”が有利となります。
しかし、”軽”には4名乗車という制限があるので、5名乗車する機会があり経済性を重視するならばコンパクトカーをオススメします。
免許を取ったばかりの人
ボディサイズが必要以上に大きくないので狭い路地や駐車場に入り易く、免許を取ったばかりで自信がない人でも安心して運転することが出来ます。
軽自動車では安全性に不安を感じる人
最近の”軽”は安全性にも力を入れているのですが、コンパクトカーも同様に安全性が向上しており、サイズが大きい分だけコンパクトカーは安全面で有利となっています。
燃費を重視する人
コンパクトカーはエンジン性能に余裕がない”軽”よりも燃費に優れているケースが多く、ガソリン車以外にもハイブリッドカーやディーゼルエンジンを搭載したモデルも用意されているので、燃費を重視する人にはコンパクトカーをオススメします。