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目次
三菱自動車の特徴
三菱自動車は日本の自動車メーカーとしては最古の歴史を誇っており、世界初の量産電気自動車(EV)の開発に成功したメーカーとしても知られています。現在の三菱自動車は1970年に三菱重工業とアメリカの自動車メーカーであるクライスラーの合弁事業としてスタートし、1993年まで資本提携の関係は続きましたが、その後は2000年から2005年までドイツのダイムラー・クライスラーとの資本提携の関係となりました。そして、2016年からは日産自動車が三菱自動車の株式を34%保有したことにより筆頭株主となり、ルノー・日産アライアンスの傘下に収まることとなりました。
三菱自動車の特徴としては古くからモータースポーツ事業に力を注いでいるという点があります。特に世界ラリー選手権やダカールラリーといったラリーレースに強く、世界ラリー選手権では「ランサー・エボリューション」、ダカールラリーでは「パジェロ」が総合優勝するなど圧倒的な好成績を残すなどしています。
これらの実績により三菱自動車は質実剛健で頑丈というイメージがありましたが、2000年にリコール隠しが発覚するといった不祥事が続いた影響によりブランドイメージに大きな傷が入り、現在では信頼の回復が何よりも急がれているメーカーとなっています。
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三菱自動車の魅力
三菱自動車はラリーの世界で活躍したこともあり、頑丈で悪路に強いというイメージがあります。その為、三菱自動車もそのイメージを大切にしており4WDの性能に関しては世界トップクラスの性能を保持しています。そんな三菱自動車の魅力について紹介します。
S-AWC
S-AWCとはスーパーオールホイールコントールの略で三菱自動車が世界に誇る4WD機構となっており、4輪の駆動力と制動力の制御を軸として高度に統合制御することにより、様々な路面状況や走行状況でもドライバーの操作に忠実な車両挙動を実現するシステムとなっています。このシステムはラリーで大活躍したランサー・エボリューションが進化する過程で誕生したAYC(アクティブヨーコントロール)がベースとなっており、その技術が応用されて安全に運転する技術に繋がっているのです。
EVの先駆者である
三菱自動車はEVの先駆者として1971年にEVを開発し、2009年には世界初の量産EVである「アイ・ミーブ」を誕生させました。現在もアイ・ミーブの販売を継続していますが、EV車の普及を狙いプラグインハイブリッドEV(PHEV)システム車をトヨタに次いで採用するなど、EV車の普及に力を入れています。
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三菱自動車をオススメしたい人
三菱自動車の車種には個性的な車種が多く、「三菱の車でなくてはならない」とファンを虜にする魅力を備えています。今回は三菱自動車の車をオススメしたい人を紹介します。
SUVとミニバンを融合した車が欲しい人
三菱自動車の看板車種にデリカD5という車がありますが、この車の大きな魅力に世界唯一のSUVの走行性能を備えたミニバンというものがあります。通常のSUV車は5名乗車で、3列車でも7名乗車となりますが、8名がゆったりと乗車可能で本格的なSUV車が欲しいとなるとデリカD5が唯一に近い選択肢となります。
燃費に優れたSUV車が欲しい人
三菱自動車では世界初となる4WDプラグインハイブリッドSUVである「アウトランダーPHEV」が登場しており、低燃費と快適走行を両立させるためモーター駆動のみで走行する「EV走行モード」や、エンジンを発電機として使用し発電した電力を使用して走行する「シリーズ走行モード」、エンジンを駆動力として使用し必要に応じてモーター駆動も併用する「パラレル走行モード」の3つのモードを使い分けることにより、SUV車としては世界トップクラスの燃費性能を実現している他、EV単独走行でも1回の充電で60km以上の走行可能距離を備えています。