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目次
アウトランダーPHEVの概要
三菱 アウトランダーPHEVは同社のミドルサイズSUVであるアウトランダーの派生車でプラグインハイブリッドモデルとなっています。
アウトランダーPHEVは2012年12月に公式発表し、2013年1月に販売開始されました。
プラグインハイブリッド車の販売はトヨタのプリウスPHVに次いで日本では2番目となっており、プラグインハイブリッド車として初となるクルマに蓄えた電気を家に使用するV2Hに対応しています。
出典:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
また、低燃費と快適走行を両立させる為に、モーター駆動のみで走行する「EV走行モード」、エンジンを発電機として使用して発電した電力でモーター駆動する「シリーズ走行モード」、エンジンをメインの駆動力として使用してモーター駆動も併用する「パラレル走行モード」の3つの走行モードを走行状況やバッテリー残量に応じて自動切替を行うことで優れた燃費性能を実現しています。
2014年には一部改良、2015年にはマイナーチェンジ、2017年には一部改良が実施され、フロントマスクを中心としたエクステリアの一新や、プラグインハイブリッドEV制御の適正化やエンジンのフリクションの低減が行われており燃費性能の向上が行われています。
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アウトランダーPHEVの特徴
三菱 アウトランダーPHEVの特徴(メリット・デメリット)について紹介します。
アウトランダーPHEV
のメリット
自宅に充電設備がなくても充電可能
アウトランダーPHEVはプラグインハイブリッド車なので、外部からのコネクタなどで充電して電気で走り、バッテリー残量が少なくなるとガソリンエンジンによる駆動や発電に切り替わります。
その為、通常のハイブリッドより電気で走る距離が長くなるので燃料消費量を抑えることが出来ます。
その為、バッテリー残量を気にする必要がないので、充電設備が整った施設で充電を行うだけでも、優れた燃費性能を実感することが可能となっています。
クルマの電力を活用できる
アウトランダーPHEVは搭載している大容量バッテリーはV2Hに対応しており、車に付いているコンセントを利用すると車のバッテリーを家庭用の非常電源として活用することが出来ます。
また、バッテリー残量が少なくなるとエンジンが発電を行ってくれるので、非常時だけではなくキャンプといったシーンでも活躍してくれます。
アウトランダーPHEV
のデメリット
パジェロと比較する見劣りする4WD性能
アウトランダーPHEVのエクステリアは本格的なSUVのようになっていますが、基本的には街乗りメインのクロスオーバーSUVなので積極的に悪路に進入するのは禁物となっています。
その為、三菱パジェロのような本格オフロード用SUVの4WD性能と比較すると見劣りします。
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アウトランダーPHEVの口コミ
三菱 アウトランダーPHEVの口コミについて紹介します。
アウトランダーPHEV
の良い口コミ
良い口コミ1
大容量のバッテリーを搭載して重量が増していることが良い方向に作用していて、ゆったりとした重量感ある走りが魅力的となっています。
また、足も固めにセッティングされていて、チャージモード以外の時は非常に静かで快適な空間となっています。
良い口コミ2
バッテリーに充電出来る環境が家にあれば、通勤や買い物といった短距離の利用だけだとガソリンが全く減りません。夜間充電を利用すると1回当たりの電気代は70円程度で、新車なら60kmほど走ることが出来ました。
アウトランダーPHEV
の悪い口コミ
悪い口コミ1
アウトランダーPHEVは高価で先進的なSUVなのですが、インテリアに大きな不満があります。
小物入れやドリンクホルダーの数が少なく、ドアのボタン類が夜間に光らないのはレジャーでの使用を目的にしているはずのSUVとしては致命的だと感じています。
悪い口コミ2
足回りが固くて段差では飛び跳ねる感じがします。
また、高速道路を利用して遠出をするとプラグインハイブリッドのメリットを活かし難くなるのか燃費が悪くなるのが気になります。
また、冬季に暖房を使用するとバッテリーのみでの走行可能距離が極端に減ってしまう点も、仕方ないとは思いますが改善して欲しいと思います。