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目次
アクアはどんな車?
アクアはトヨタが発売するハイブリッド専用モデルのコンパクトカーで、同社のプリウスの兄弟車という扱いになります。
見た目からプリウスにそっくりで、車としての性能もかなり近く、燃費性能を最重視した車となっています。
プリウスは現行モデルが4代目に当たりますが、このアクアは2代目のプリウスを参考に作られています。
プリウスでは3代目からエンジンが排気量1.8リットルになりましたが、アクアはその前の2代目のプリウスを踏襲した1.5リットルのワンメイクで、それにモーターによる駆動を合わせたハイブリッドシステムです。
現在までマイナーチェンジを除く大きなモデルチェンジは一度も行われていないので、2代目のプリウスをコンパクトにした車だと考えてください。
肝心の燃費もそれに近く、3代目以降のプリウスにこそ敵いませんが、ハイブリッドではないコンパクトカーと比べて高い燃費性能があります。
プリウスは燃費面では抜群の車ですが、問題はその大きさです。
3ナンバーサイズの車なので、狭い住宅地の走行には向いていなかったり、大型車並に小回りが利かないという欠点がありましたが、アクアは5ナンバーサイズに収めることで、この点を解決したのです。
コンパクトサイズのハイブリッドカーは今では色々な種類が発売されていますが、その中でもプリウスで培ったハイブリッドシステムを搭載した抜群の燃費を誇るコンパクトカーです。
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アクアの特徴
アクアは見た目からそれと似た性能の車だと分かるくらい、プリウスにそっくりです。
ただ、その外見は3代目のプリウス似ですが、中身は2代目のパワートレインを流用しており、燃費だけに拘るのであれば、本家と言えるプリウスの3代目以降の方が上と言うことができます。
このアクアが登場したのは2011年で、その年にプリウスは既に3代目ですが、どうして2代目の1つ前のハイブリッドシステムをこの車に流用したのかと言えば、それは、5ナンバーサイズにする為に車体をプリウスより一回り小さくしたからです。
3代目以降のプリウスのハイブリッドシステムはパワートレインの作りが2代目までより大きくなってしまったので、アクアのボディサイズには搭載できませんでした。よって、2代目のものを流用した訳です。
つまり、燃費としては更に進化したハイブリッドシステムを搭載した3代目以降プリウスに少々及ばないものの、小回りの利くコンパクトサイズになったという点がプリウスとの一番の違いだと言えるでしょう。
それによる欠点と言うべき点は特にありませんが、高速走行にはあまり向いていません。
これはプリウスでも同様ですが、トヨタのハイブリッドシステムのモーターは主に低速時に性能を発揮する仕組みなので、高速での走行時にはほとんどモーターが動作しなくなり、燃費が悪くなってしまうので注意してください。
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アクアに乗っている人の口コミ
アクアに乗っている人からの実際の口コミを紹介します。
オーナーからの生の声はこの車を検討している人にとても参考になること間違いありません。
良い口コミ 燃費がとてもいいです
(40代・会社員)
以前に乗っていた他社のコンパクトカーからの買い換えですが、同じ1.5リットルの車で実燃費がこれだけ違うとは思いませんでした。
普段から街乗りが主な用途ですが、なかなかガソリンが減らないのが嬉しいです。
車体価格は同クラスのコンパクトカーより多少高いながら、充分に元がとれる車だと思います。
悪い口コミ パワーが物足りません…
(30代・派遣社員)
維持費と車のサイズが自分に合っていると思い、このアクアを買いましたが、近距離の移動はともかく、他県まで行くような時にはとても疲れてしまいます。
その理由はやはりパワー不足で、特に高速道路ではアクセスを踏みっぱなしにしないとすぐにスピードが落ちてしまい、ほとんどベタ踏みでの運転になってしまいます。
トータル的に見ても燃費はよいのは分かりますが、遠乗り向きではないと思いました。
寸評
これらの口コミから分かるように、アクアは小回り性能からも街乗りにはとてもおすすめの車だと言えそうですが、高速道路をよく使う人には向いていないかも知れません。
あくまで燃費を最重視した作りの車なので、この点を充分に理解した上で検討してみてください。