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目次
リーフの概要
日産リーフは2010年に日本とアメリカで発売が開始された5ドアハッチバック型の電気自動車で、現行型モデルは2017年に登場した2代目モデルとなります。
初代リーフは日本で本格的な電気自動車の普及を狙ったモデルとなっており、発売当初は最高出力80kW、最大トルク280N・mを発生するモーターを搭載し、最高速は145km/hで満充電時には200km走行可能となっていました。
その後も新型モーターの搭載やシステムの小型軽量化、駆動用バッテリーの容量増量や内部抵抗の減少を行うことで、最終的に満充電時には280km走行可能となりました。
現行型モデルとなる2代目は車の基本となるプラットホームやフロントの左右ドアは初代モデルと同様の物が使われていますが、フルモデルチェンジ時にバッテリースペースの拡大を行ったことで満充電時には400km走行可能とするなど、電気自動車の弱点とされる走行可能距離で大幅な進化を遂げています。
また、現行型では電気自動車の大きな魅力であるリニアな加速に磨きをかける為、モーターの最高出力が110kW、最大トルクが320N・mにアップされるなど走行性能の高さも向上されています。
リーフは現在では世界中で販売されるなど日産の環境問題に対するイメージリーダーとなっているのです。
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リーフの特徴
日産リーフは電気自動車の本格的な普及を狙った車である為、通常のガソリン車には無い特徴があります。
そんなリーフの特徴(メリット・デメリット)について紹介します。
リーフのメリット
ガソリンを必要としない
リーフは完全な電気自動車となっているので、エンジン車やハイブリッド車のように燃料を必要としません。
リーフに搭載されているバッテリーへの充電はディーラーや商業施設、自宅に整備された充電装置から行います。
その為、ガソリンの代わりに電気代が必要となりますが、バッテリーが空の状態から満充電を行なっても電気代は数百円程度と、ガソリン車と比べて圧倒的に経済性が高いのがリーフの魅力となります。
リニアな加速感
リーフは電気自動車なのでモーターで駆動します。
その為、ガソリンエンジンのように加速までのタイムラグが発生せず、アクセルを踏みと間髪いれずに加速してくれます。
リーフのデメリット
すぐには充電出来ない
ガソリンスタンドで給油を行う時、燃料を満タンまで入れたとしても5分も掛かりません。
しかし、リーフは電気自動車である為に充電を行いますが、急速充電器で充電を行ったとしても40分掛かる上に80%までしか充電を行うことが出来ません。
その為、長距離を急いで移動する場合にはリーフはガソリン車と比べて不利だといえます。
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リーフの口コミ
リーフのの口コミを紹介したいと思います。
リーフの良い口コミ
現行型リーフに乗って最初に驚いた点はアクセルのみで加減速が可能となっている点です。
これはリーフに世界初の技術として採用されて「eペダル」と呼ばれるもので、アクセルを踏むと加速しますが戻すと減速を開始して、アクセルペダルから足を話すと停止保持をするシステムとなっています。
当然ですが緊急時にはフットブレーキを使用可能となっていますが、ほぼアクセルのみで走行可能となっている点は非常に快適でリーフを購入する大きなメリットになると思います。
リーフの悪い口コミ
リーフに乗って不満に感じた点はエンジンを搭載していないので静粛性が高く、車に乗っているという官能感を感じられ難い点です。
確かにリーフの加速力はスポーツカー並みの性能を発揮してくれますが、スポーツカーのようにエンジン音が高まると共に加速していくような盛り上がりを演出が全くないので、クルマ好きの人からすると面白くない車に感じられるかもしれません。
リーフは電気自動車としての完成度が高められており、航続距離を含めて普通の自動車と変わらず使用出来る存在となっています。
その為、長距離移動をする人にはオススメするのは難しいですが、経済性を重視する人にはオススメの車になっていると思います。