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目次
プジョーとは?どんな自動車メーカー?
プジョーはフランスの自動車メーカーで世界最古の量産自動車メーカーのひとつとして知られています。また、1974年には経営不振に陥っていたシトロエンを吸収合併することで、持ち株会社「PSA・プジョーシトロエン」を設立し、フランス最大の自動車メーカーとなりました。
日本では1950年代以来、新東洋企業や西部自動車販売によって輸入されていました。その後、2000年以降にはフランスのプジョーの日本法人「プジョー・ジャポン」が自ら輸入販売するようになり、コンパクトカーの206がヒットモデルとなり知名度を大きく向上させました。
プジョーの自動車でら車名の命名規則に特徴があり、1929年に登場した201から乗用車の車名を「X0X」のように数字3桁の真ん中を0にする伝統が続いていました。この規則は2004年に登場した1007からMPVやSUV系の車種には数字4桁とする規則が導入されるまで続き、2010年には車名に数字を用いないRCZが登場するに至りました。
現在では、規則が改められ最初の数字は車のサイズを表し、真ん中の数字には引き続き0または00とし、最後の数字については世代毎に増やすのを止めて、ヨーロッパ向けの主力車種に8を、新興国向けの車種には1を使用することになりました。
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プジョー車の特徴は?猫足って?
プジョーの車の特徴(長所・短所)を紹介します。
プジョーの特徴(長所)
しなやかな「猫足」と呼ばれる足回り
プジョーの車の長所として「猫足」と呼ばれる足回りがあります。プジョー車の足回りは独特のセッティングがされたサスペンションと、自社製のショックアブソーバーによってしなやかなで路面に吸い付くような接地感となっており、柔らかな乗り心地と安定性を高次元に両立させています。
特徴的なヘッドライトとエアインテイク
エクステリアデザインに関してもプジョーは1998年に登場した206以降から、吊り目のヘッドライトと大きなエアインテークによる大胆な顔つきとなっていましたが、創立200周年を迎えた2010年以降から、シンプルさを特徴とした新しいデザイン言語が取り入れられており、好評を博しています。
プジョーの特徴(短所)
FFモデルのみのラインナップ
プジョーはSUVモデルを展開していますが、全て前輪駆動(FF)モデルのみとなっており4輪駆動(4WD)モデルがありません。雪が降る地域に住んでいる人は4WDが必須であることを考えると、大きな欠点だといえます。
簡素なインテリア
プジョーの車の短所としては、非常に簡素なインテリアデザインが挙げられます。これは、フランス人は車を実用的な道具と考えており、非常に合理的で飾り気のないインテリアデザインとなっているからです。
その為、使用していて不都合を感じることはありませんが、プラスチック感が前面に出たインテリアは安っぽい印象を受けます。
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プジョーの車がおすすめな人は?
プジョー車をおすすめしたい人を紹介します。
スタイリッシュなコンパクトカーを考えている人
プジョーのラインナップは小型〜中型モデルが中心となっており、非常にスタイリッシュでカッコいいコンパクトカーを展開しています。
また、プジョーは昔からラリーを中心としたモータースポーツに積極的に参戦していることもあり、スポーティなイメージが強く、プジョーもその点をアイコンとする為に、よりスポーティなコンパクトカーを積極的に販売しています。その為、スタイリッシュでスポーティなコンパクトカーを考えている人にはプジョーをオススメします。
快適な乗り心地の車を探している人
プジョーの大きな特徴に「猫足」と呼ばれる柔らかな乗り心地と安定性を両立させた足回りがありますが、プジョーの車が採用しているシートは座面が体をしっかりと支えるしっかりとした物となっています。
その為、長距離移動でも疲れにくく猫足のしなやかさと相まって、乗り心地の良さが大きな魅力となっています。
日本車ではソファーのような柔らかなシートが快適なシートとされていますが、長距離移動となると過度な柔らかさが疲れの原因となることから、シートの出来に不満を感じている人はプジョーの車をおすすめします。