車の足回りの固い、柔らかいの違いについて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
     
         
 

スポンサーリンク

         
       

足回りが固い、柔らかいとは?

車に関する情報を調べていると、様々な情報媒体で「足回りが柔らかい」や「足回りが固い」といった表現が使われているのを目にしたことはないでしょうか?あまり車に詳しくない方からすると、「足回りが柔らかい・足回りが固いってどういうこと?」と疑問に思われる方もいると思います。今回はそのことについてご紹介します。

タイヤとタイヤを支えている裏側の柱周りの部分を「サスペンション」といいます。タイヤを直接車体に取り付けてしまうと非常に乗り心地の悪いものになってしまうので、車体とタイヤの間に「バネと注射器」を仕込んだもの、とイメージしてください。バネだけだと揺れが収まらずに相当長時間上下運動してしまうので、「上下に動くけどちょっと抵抗がある」という注射器のようなものにオイルを仕込んでうまくバランスをとるように作ってあります。その二つがいわゆる「車の足回りの固い、柔らかい」を決める要素になっています。

当然バネが必要以上に固いと足回りで吸収するはずの地面からのショックが車体まで伝わりやすくなり乗り心地の悪い車になってしまいます。ではバネは柔らかければ柔らかいほど良いのか、となってきます。というか、それでよければ足回りの堅さの設定は非常に簡単になってしまいますが、もちろんそうではありません。

受けるショックは無いに超した事はありません(レーシングカーですら同じです)が、加速・減速時やカーブを曲がる時はどうでしょう。車体が前のめりになろうとしたり、横に倒れそうになったりした時、こんどは車体がバネを仲立ちにして地面に支えてもらう事になりますが、バネが柔らかすぎると「地面にショックを与えない」という意味不明な目的のために車体が大きく動く事を許す事になってしまい、これまた乗り心地の低下につながってしまいます。

足回りが柔らかい車とは?

足回りが柔らかいというのは簡単に説明すると、地面からの振動や衝撃を緩衝する機能を持つサスペンションの機能を存分に働かせることで、ふわふわした乗り心地が良いセッティングになっている車を指します。

その為、足回りが柔らかい車にはタクシーや、ミニバンといった同乗者の乗り心地を優先した車が挙げられます。

足回りが固い車とは?

足回りが固い車というのは、足回りが柔らかい車とは真逆のセッティングとなっており、サスペンションが地面からの振動や衝撃を緩衝し難くなっています。その為、足回りが柔らかい車のように乗り心地は良くありませんが、操縦安定性が増すので、カーブや高速道路で運転しやすくなります。

その為、足回りが固い車にはスポーツカーや欧州車のように、スポーティーな味付けがされた車が挙げられます。

スポンサーリンク

 

足回りが固い、柔らかいのメリット・デメリット

足回りが柔らかい車・固い車の特徴(メリット・メリット)について紹介します。

足回りが柔らかい車のメリット

乗り心地が良い

足回りが柔らかい車の最大のメリットは「乗り心地が良くなる」です。足回りを柔らかくすることで路面の凹凸による衝撃をサスペンションが吸収しやすくし、ドライバーや同乗者に伝えにくくしています。

足回りが柔らかい車のデメリット

操縦安定性が低下する

足回りが柔らかくなることで、カーブなどでは左右に振られやすくなり、足回りが固い車と比較すると操縦安定性が低下してしまいます。

車酔いしやすくなる

足回りが柔らかいと常に車体が揺れやすくなっているので、人によっては車酔いしやすくなる場合があります。

足回りが固い車のメリット

操縦安定性が向上する

足回りが固い車の最大のメリットは「操縦安定性が向上する」という点が挙げられます。これはサスペンションが路面からの衝撃を緩衝する量を最低限に抑えることで、車体が左右に振られる量を抑えて操縦安定性が増すからです。

足回りが固い車のデメリット

乗り心地が悪くなる

足回りが固い車では路面からの衝撃を緩衝する量が最低限に抑えられるので、乗り心地が低下してしまいます。

スポンサーリンク

 

足回りが固い車と柔らかい車の選び方

足回りが柔らかい車と固い車のどちらを選ぶ方が良いのかは、車に乗る目的や乗る人の好みによって大きく変わってきます。

基本的に足回りが柔らかい車では、路面からの振動や衝撃が少なく乗り心地が良いのがメリットですが、スポーティーな走りを楽しみたい人からすると、フワフワした乗り心地は路面からの情報が分かりにくく、カーブでは左右に振られやすくなるので運転を楽しみにくく感じられるでしょう。

それに対して足回りが固い車では、サスペンションが引き締められており路面からの情報がドライバーに伝わりやすい上に、操縦安定性も高いのでスポーティーな走りを楽しみたい人には良いのですが、路面の凹凸のたびに振動を感じてしまうので、スポーティーな走りに興味がなく乗り心地の良さを求める人からすると苦痛に感じてしまうと思います。

つまり「固い・柔らかい」の結論は、どちらもメリット、デメリットがあり、車の開発者がユーザーの気持ちになって考え(感じ)て硬さを決めているので、「そんなこと気にならない」という車はユーザーの気持ちに合致した「よく出来ている車」という事になります。

ただ、車に趣味・趣向を求める人には強く自分好みの性能を求める向きもあり、堅さを売りにする改造パーツがある程度安定した市場を形成している事もまた事実ではあります。

一般的には街乗りが多い方や、赤ちゃんや子供が同乗する機会が多い人は足回りが柔らかい車がオススメとなっており、高速道路を使った遠出が多い人や、スポーティーな走りを楽しみたいと考えている人は足回りが固い車がオススメとなっています。

     

スポンサーリンク

     
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

スポンサーリンク




コメントを残す

*