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目次
プリウスαの概要
プリウスαはトヨタが2011年に販売を開始したハイブリッド専用のステーションワゴン(2列シート)とミニバン(3列シート)になります。
プリウスαは3代目プリウスのプラットフォームをベースとしており、ホイールベースを80mm延長して2780mmとなっています。
それに伴って車両重量が増加するのでホイールのPCDも100mmから114.3mmへと変更となっています。しかし、エンジンやモーターといったハイブリッドシステムや足回り形式には変更がありません。
プリウスαの最大の特徴はハイブリッド車の代名詞的な存在であるプリウスをベースにミニバンにしたモデルとなっている点で、室内長や室内高が伸びていることから2列目と3列目の居住空間が飛躍的に拡大しています。
その為、3代目プリウスの弱点とされていた荷室空間の狭さも改善されており、ゴルフバッグやベビーカーといった大きな荷物も問題なく積載することが可能となっています。
プリウスαはプリウスの使い勝手に関する不満を解消したモデルといっても差し支えがなく、燃費性能に関しては重量が増加しているので低下していますが燃費性能・室内空間の広さ・走行性能の高さのバランスに優れている車です。
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プリウスαの特徴
プリウスαの特徴(メリット・デメリット)について紹介します。
プリウスαのメリット
ミニバンの中でもトップクラスの燃費性能
3列シートのミニバンの中でプリウスαはトップクラスの燃費性能を有しており、全てのグレードにおいて26.2km/Lという高い燃費性能を維持しています。
この燃費性能を上回るミニバンは他に存在していません。
屋外で家庭用と同じAC100Vの電源として使用できる
5人乗り仕様のメーカーオプションとなりますが、ハイブリッドカーに蓄えられている電力を家電に利用することが可能となっています。
その為、非常時にはプリウスαを電源にして電気が回復するまで携帯電話の充電をするなど活躍することが出来ます。
プリウスαのデメリット
ミニバンとしての使い勝手は優れていない
プリウスαは3列シートのミニバンでは一般的となっているスライドドアを採用していません。
また、3列目シートは3人掛けでは2人掛けとなっているので大人数の家族向けのファミリーカーとしては十分な広さとは言えません。
また、プリウスαは燃費性能や走行性能を重視しているので、ミニバンの中では全高が低くライバル車種と比較すると積載性能は低く、荷物を多く載せる機会がある方は注意が必要です。
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プリウスαの口コミ
プリウスαの口コミについて紹介します。
プリウスαの良い口コミ
良い口コミ1
一見してプリウス系統の車だと分かる近未来的なエクステリアは飽きのこない魅力的なデザインをしています。
また、2列仕様でも余裕を持って5人乗車が可能で、なおかつ燃費性能が優れている上に積載性にも優れているので、プリウスαはファミリーカーとして十分に活躍してくれるハイブリッドカーになっています。
良い口コミ2
プリウスαはハイブリッド車という事もあり、モーターの僅かな駆動音やタイヤのロードノイズが少し聞こえますが室内空間はほぼ無音と言っても問題ありません。
足回りもミニバンとしては固めのセッティングとなっており高速道路を走行しても不安感がなく、長距離を走らせても大きく揺れたりすることがないので疲れがたまることも有りません。
プリウスαの悪い口コミ
悪い口コミ1
プリウスαはミニバンとして考えると3列目シートが狭く座りにくい上に、スライドドアを採用していないので使い勝手に優れているとは言えません。
また、全高も低く高さに余裕もないので、一般的なミニバンの室内空間を想像していると狭さに驚くと思います。
悪い口コミ2
ハイブリッド車ということもありますが、ボディサイズの割りには価格が高いように感じます。