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目次
シエンタの概要
シエンタはトヨタが販売している5ナンバーサイズの7人乗りミニバンで、初代モデルは2003年に登場しました。
初代モデルはサブコンパクトサイズのミニバンということで、ボディサイズは主力となっているミニバンモデルより小型となっていますが3列シートを備えており、7人乗車を可能としています。初代モデルは2010年に販売が1度終了しましたが、2011年に安全装備の追加といった法規制対応が施された上で販売が再開され、2015年まで継続されるといった特異な経歴の持ち主でもあります。
現行型は2015年に登場した2代目モデルとなっており、「ミニバンといえば箱型」という既成概念を打ち破り、動感を表現したエクステリアデザインが特徴となっています。
また、パワートレインには排気量1500cc自然吸気ガソリンエンジン仕様の他に、1500ccエンジンにリダクション機構付THS2を搭載したハイブリッド仕様を用意しており、ミニバンとしてはトップクラスの燃費性能となるJC08モード燃費27.2km/Lを実現しています。
その他にもシエンタは安全性能も大幅に強化されており、レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突回避支援システム(自動ブレーキ)である「トヨタ セーフティー センス C」が用意されるなどしています。
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シエンタの特徴
シエンタの特徴(メリット・デメリット)について紹介します。
シエンタのメリット
コンパクトなボディに7名乗車可能
シエンタは薄型ガソリンタンクやバッテリー位置の工夫といった空間の効率の見直しを図ることにより、全長4235mm・全幅1695mmという小柄なボディサイズにも関わらず7名乗車を可能としています。
考えられた3列目シートの格納方法
シエンタの3列目シートは格納方法が独特となっていて、畳んだシートを2列目シート下に収納する方式となっています。
その為、格納時にシートがラゲッジルームを狭くするようなこともなく、大きな荷物も載せやすくなっています。
シエンタのデメリット
ハイブリッド仕様の4WDモデルが設定されていない
シエンタの中でも燃費性能に優れているハイブリッド仕様には4WDモデルが設定されていません。
その為、雪が降るような地域に住んでいるユーザーがシエンタを選択する場所にはガソリン仕様を選択することになります。
静粛性が今一歩
シエンタの静粛性はクラスとしては標準的と言えますが、ハイブリッド仕様は山道や高速巡航といった負荷が掛かるシーンになるとエンジンノイズが大きくなり、車内にも音が大きく侵入してきます。
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シエンタの口コミ
シエンタの口コミについて紹介します。
シエンタの良い口コミ
良い口コミ1
シエンタのエクステリアはトレッキングシューズをイメージしたスポーティなデザインとなっていて、今までの箱型で背が高いイメージであるミニバンの印象から大きく変わっている点が気に入りました。
また、スポーティになったと言っても全高が低い訳ではなく、ミニバンとしての使い勝手にも優れていて、3列目シートを格納するとラゲッジルームが広大なコンパクトカーとしても使用することも出来ます。
良い口コミ2
シエンタのハイブリッド仕様に乗っていますが、走行中は静かな上に、1クラス上のエンジンのような動力性能を持っているので走らせることが楽しい車になっています。
また、コンパクトな車体は買い物に行く時にも便利で、大勢にお出かけする時には7名乗車も可能と日常生活での守備範囲が広いので助かっています。
シエンタの悪い口コミ
悪い口コミ1
シエンタの使い勝手の良さは気に入っていますが、高速道路を使用した時などはハイブリッドシステムもエンジン駆動となるので、大き目のエンジンノイズが車内に入って来ます。
その為、長距離を走行すると思っている以上に音が原因で疲れるのが不満です。また、インテリアに使用されているオレンジのラインがフロントウィンドウに映り込む点も気になります。