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目次
オープンカーとはどんな車?魅力は?
オープンカーはその名前の通り、ルーフ部分が完全に開く仕様になっている車のことです。
2シーターで2人乗りのスポーツカータイプがほとんどですが、中には後部座席があるタイプも存在します。
大相撲の優勝パレードで見るのがそのようなタイプです。
海外には完全なオープンタイプという車も無くはありませんが、基本的にはルーフ部分が閉じられるので、閉めておけば普通のスポーツカーとそれほど変わりはありません。
尚、天井部分の一部がサンルーフ(ムーンルーフ)で外が見える窓になっていて、そこだけが開くような車もありますが、そのような車はオープンカーとは呼びません。
日本車のオープンカーで一番有名なのは、やはりマツダのロードスターです。
初代から一貫してオープンカー仕様でモデルチェンジを繰り返して発売され続けており、海外でも評判となっています。
また、海外ではこのオープンカーには「スパイダー」と車名に付くことが多く、例えばフェラーリの458スパイダー、ランボルギーニのガヤルドスパイダーなどが有名です。
それぞれスパイダーと付かないルーフ部分が開かない仕様も用意されていますが、名前だけでそれとの区別が可能です。
尚、日本車ではそれと同様に「コンバーチブル」と付ける場合があります。
日本車でオープンカーというと、現在では前述のロードスターやレクサスの一部にそのようなモデルがあるくらいで、ほとんど発売されていません。
かつてはホンダのS2000、軽自動車でも同社のビート、スズキのカプチーノなど色々と発売されていた時代がありましたが、今ではあまり人気とは言えないジャンルです。
スポーツカー自体の人気が下降傾向なのもその原因だと思われます。
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オープンカーの特徴(メリット・デメリット)
オープンカーのメリット
オープンカーはルーフ部分を開けることで、風を感じながら走れるというところが最大の魅力です。
開けた状態でもフロントガラスは付いているで、バイクのように正面から風を感じることはありませんが、季節によっては締め切った車内での運転より気持ちのいいドライブができるというものです。
オープンカーのデメリット
急な雨の時などに慌ててルーフを閉めようと思っても、それには一旦止まった上で数分掛かってしまう場合が多く、そのような時には車内が濡れてしまう心配があります。
また、ルーフ部分は可動式なだけに、経年劣化によってガタがくることがあり、古くなってくると完全に締めていてもその間から雨が漏れてくるといった状態になることも珍しくありません。
もちろんこれはメンテナンスによって防ぐことができますが、中古車でオープンカーを探す時には気を付けないといけません。
その場では分からなくても、洗車機にかけたら車内が漏れていたなどという報告も少なくないからです。
更に、オープン状態で走っている場合、ちょっとした下車時にもルーフを閉めないと迂闊に車から離れられません。
車内に荷物を置きっぱなしにするなど論外で、これが面倒なのでオープンカーなのに常に締め切って乗っているという人も多く、そのような心配が極力ない環境で、ある程度余裕をもって乗れないとオープンカーの本来の良さは分からないかも知れません。
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オープンカーに乗っている人の口コミ
オープンカーを所持していて乗っている人からの口コミを見ていきましょう。
口コミ1(50代・会社員) 若い頃から乗っています
車に乗り始めた時からオープンカーに魅力を感じ、ホンダのS2000、マツダのロードスター、そして今ではレクサスISのコンバーチブルと乗り換えています。
どれもとてもいい車です。
いずれもそれほどパワーがないスポーツカーだというところも自分に合っており、スピードよりこの雰囲気が大好きです。
春や秋のシーズンにはオープン状態でドライブに出かけるのが何よりの趣味になっています。
口コミ2(30代・アルバイト) もうオープンカーにしか乗りません!
旧車がブームになった時期に昔のオープンカーを探し、トヨタのMR-Sという車に出会いました。
古い車なのであれこれ色々な所を直しながら数年乗っていますが、オープンにして走るとこの車にして良かったとしみじみと感じます。
さすがにそろそろ限界が見えているので、次はロードスターの型落ちにでも乗り換えようと考えています。
予算的に中古車でしか購入できませんが、オープンカーならそれが全く気にならなりません。
むしろ、普通のタイプの新車には全く乗りたいと思わなくなりました。
これこそがオープンカーに乗ったことがある人だけが分かる魅力なのでしょう。
◇寸評
オープンカーは基本的にスポーツカーですが、決して馬力を求める車ではなく、その雰囲気こそが一番の魅力だと言えるでしょう。
一度乗ってしまうと、もう普通のタイプの車には戻れないということも多いようで、これらの口コミからもそれが分かるというものです。