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目次
ハイエースとは?魅力は?
トヨタ ハイエースは1967年に初代モデルが登場したキャブオーバー型のワンボックスカーです。
かつてはショートホイールベースの標準ボディやトラックなどもラインナップされていましたが、現在ではロング、スーパーロング、ワゴン、ライトバン、コミューターのみとなっています。
ハイエースはライバル車種と比較すると価格は少し高くなりますが、耐久性、エンジンパワー、積載量といった貨物車として必要とされる魅力的な性能に優れていることから、ニーズが高く幅広い用途で用いられています。
現行型は2004年にフルモデルチェンジが実施された5代目モデルで、先代モデルの全幅が全て小型車枠の1.7m未満でしたが、現行型では全長4.7m以上のものは全て1.88mのワイドボディとすることで大幅に居住性や積載性を向上させています。
また、先代モデルではフロアシフトやレバー型パーキングブレーキを採用していましたが、現行型ではウォークスルーの利便性向上の為に、シフトはインパネシフトとなりパーキングブレーキもスティック型となっています。
ハイエースの多くは小型貨物車・社用車として使用されている他、その積載性能を活かしたトランスポンダーとして個人使用でも高い人気を誇る魅力的な車です。
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ハイエースの特徴(メリット・デメリット)
ハイエースのメリット・デメリットについて紹介します。
ハイエースのメリット
荷室の圧倒的な広さ
ハイエースは貨物用途の商用車として長い実績を誇ります。
その為、荷室の広さと使い勝手の良さにこだわった設計がされており、同クラスの商用車でハイエース以上の荷室を確保した車は少ないです。
耐久性が非常に高い
ハイエースが高い人気を誇る理由の1つに、車としての耐久性に優れているという点が挙げられます。
一般的な車では10万キロも走行するとエンジンやボディに劣化が見られますが、ハイエースは10万キロ程度では大きな劣化が見られず、適切なメンテナンスを行うことで総走行距離が30万キロを超えていることも珍しくありません。
リセールバリューが高い
ハイエースは優れた積載性と耐久性の高さから日本だけではなく海外での人気も高くなっています。
その為、日本では買い手が付かないような使い古されたハイエースでも高価買取され、海外で販売されるケースも珍しくありません。
ハイエースのデメリット
盗難のリスクが高い
前述したようにハイエースは国内だけではなく海外でも高い人気を誇る車種となっています。
その為、自動車窃盗団に狙われるケースが多く、防犯対策をしっかりと行う必要があります。
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ハイエースの魅力を生かせる用途や企業
ハイエースの魅力を生かせるような用途や企業について紹介します。
貨物用途での使用
ハイエースは積載量が多いだけでなく、効率的に多くの荷物を載せることを考え抜かれた設計となっています。
その為、多くの荷物を載せて使用される貨物車としての用途に向いています。
救急車や現金輸送車、寝台車、福祉車両のような特殊用途
ハイエースは様々な用途で使用される特殊用途自動車のベースとして高い人気を誇っています。
これはベース車両として優れた性能を有しているからだけではなく、他のライバル車種よりも特殊用途自動車のベースとして使われるケースが多く、様々な情報を入手しやすいことも理由に挙げられます。
乗用用途での利用
大人数の乗車も可能かことも魅力の一つとなっており、運転手を含めて10乗車が可能となっています。
その利点を活かして、送迎バスやジャンボタクシー、ハイヤーのような乗用目的でも利用されることが多くなっています。
商用車が必要だがコストを抑えたいと考えている企業
ハイエースは車両価格自体は高めに設定されていますが、売却時のリセールバリューが非常に高いので、購入から売却までの流れで考えると結果的にコストを抑えることが出来ます。コストパフォーマンスもハイエースの魅力です。
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ハイエースの口コミ
ハイエースの口コミについて紹介します。
ハイエースの良い口コミ
1・人や物を運ぶという車にとって最重要事項となる目的を果たすことを最大限に実現しています。
2・仕事で使用する長尺物を難なく載せることが出来るので便利に感じています。また、キャブオーバー型ということで見切りが良く運転も非常にし易くて助かっています。
3・定期的なメンテナンスをしていれば、車検整備だけで10万キロ程度ならトラブル無しで走ることができます。また、高速道路を多用していますが燃費も9km/Lと思っている以上に良かったです。
4・ハイエースはエクステリアデザインが良い意味で大きな特徴がないので商用車として使い易く、個性を強調したくない企業なので助かっています。
ハイエースの悪い口コミ
1・キャブオーバー型では共通の悩みですが、エンジンが座席の下にあるので夏場はお尻の下が熱くなります。
2・ワンボックスで響きやすい形状であるのも理由だと思いますが、停車している際のエンジン音が大きい点が気になります。特に夏場はエアコンを付けると助手席の人と話をするのにも声を張り上げる必要があります。
3・盗難が多い車両なので、駐車する際には他の車種よりも気を使う必要があります。