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スズキの軽トラックであるキャリィについて紹介します。
スズキ キャリィは耐久性の高さや低く抑えられた荷台の使いやすさなどが口コミで評価されています。
本記事の内容は以下となります。
- 「スズキ キャリィとは?特徴は?」
- 「プラス評価・マイナス評価のポイント」
- 「キャリィがおすすめな人は?」
- 「ユーザーの口コミ評価」
また、製造した自動車メーカーであるスズキについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
スズキ キャリィとは?特徴は?
スズキ キャリィは同社の新車で購入可能な自動車の中では、最古の商標となり初代モデルは1961年に登場しました。
現行モデルは2013年に登場した11代目で、先代モデルから14年9ヶ月ぶりにフルモデルチェンジされました。現行モデルの大きな特徴としては車体レイアウトが刷新され、フロントウインドシールドを前方に移動して、荷台のフロントデッキを無くしたことにより運転席のヒップポイントが15mm後方に移動することに成功している点が挙げられます。その他にも、ステアリングコラムカバーの小型化や、ヒップポイントからの開口高とドア開放幅を拡大することで、先代モデルと比較して長靴を履いた状態でもスムーズに運転席から助手席に移動することが可能となっています。
エンジンに関しては同社の軽貨物車として初となるR06Aが採用されています。このエンジンはワゴンRやMRワゴン等に採用され実績がある物で、キャリィには助手席側に傾斜させた縦置きレイアウトで搭載されています。
それに併せて超高張力鋼をAピラー付近に採用し、高張力鋼を車体やフロントサスペンションに採用することにより、ボディ剛性を大幅に強化することに成功しており、フルキャブオーバー軽トラックとしては初めて56km/hオフセット衝突法規に対応しています。
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スズキ キャリィの評価ポイントは?
スズキ キャリィのプラス評価ポイント・マイナス評価ポイントを紹介します。
キャリィのプラス評価ポイント
新型トランスミッションの採用
キャリィにはスズキが開発した5AGSと呼ばれる新型トランスミッションが採用されています。このトランスミッションはクラッチとシフト操作を自動化した5速オートギアシフトで、基本的にはマニュアルミッションがベースとなっているので、駆動力の伝達ロスが軽減されキビキビした走りを実現した他、燃費向上にも役立っています。
標準装備で防錆鋼板を採用
キャリィはボディ表面積の95%以上を亜鉛メッキの防錆鋼板でカバーされている他、荷台フロアとゲートヒンジの合わせ面外周にシーラーを、フロントドアヒンジに防錆油を塗布するなど防錆処理が念入りに行われています。また、標準装備でフレームにも防錆鋼板が採用されている点もキャリィの大きな特徴です。
キャリィのマイナス評価ポイント
ライバルに劣るキャビンの居住性
現行型キャリィは先代モデルと比べると居住性が大幅に向上していますが、ライバルモデルと比較すると室内幅や室内高が低くなっており、居住性で劣るといって良いでしょう。
5AGSの完成度が劣る
5AGS車はAT車と比較してダイレクト感を強調したこともあり、シフトチェンジの滑らかさに欠けています。
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スズキ キャリィをオススメしたい人
キャリィの購入をオススメしたい人について紹介します。
軽トラック選びで失敗したくない人
スズキ キャリィは1971年〜2009年までの39年連続で、日本国内で販売されているトラックの中で販売台数1位を記録するなど、トラックの中でもベストセラーモデルとなっています。その為、キャリィは軽トラックとしての完成度も高く、軽トラック選びで失敗したくない人にはキャリィをオススメします。
燃費性能に優れた軽トラックが欲しい人
スズキ キャリィには5速マニュアルミッションをベースにクラッチやシフト操作を自動化したAGSが採用されています。このAGSは燃費性能に優れており20.2km/lを記録するなど、クラストップレベルの燃費性能を実現しています。
その為、燃費性能に優れた軽トラックが欲しい人にはキャリィをオススメします。
荷物の積み下ろしが楽な軽トラックが欲しい人
キャリィの荷台床面地上高は軽トラックの中でも最も低い650mmとなっています。その為、荷物の積み下ろしがしやすくなっており、毎日の作業で体に掛かる負担を軽減させることが出来ます。また、荷台のフロア長がクラストップクラスとなっているので、木材のような長尺物を簡単に運べるようになっています。
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スズキ キャリィの口コミ評価は?
キャリィの口コミ評価を紹介します。
キャリィの良い口コミ評価
燃費と走りが良い
キャリィに乗っていて最も気に入っているのは、荷物を載せた状態でも加速が鋭くて、足回りもしっかりしている点です。また、AGS仕様に乗っていますが軽トラックにしては燃費性能にも優れているように感じています。
耐久性がピカイチ
5年ほどキャリィを仕事で使用していますが、既に10万キロを超えているのにエンジンやサスペンションに大きなヘタリもなく、耐久性の高さに関してはピカイチだと思います。
荷台が低く使いやすい
キャリィは荷台床面の高さが低い方なので、荷物の積み下ろしが楽に行えて助かっています。また、いかにも軽トラックという感じの無骨なエクステリアも気に入ってます。
キャリィ悪い口コミ評価
シフトチェンジがイマイチ
AGS仕様のキャリィに乗っていますが、変速時にギクシャク感があり運転していて不快に感じる時がある他、シフトチェンジするタイミングが人の感覚とズレているので普通のAT車と比べても違和感があります。
足元空間が狭い
運転していて感じたことは足元空間の狭さです。先代モデルと比べて向上はしていますが、それでもライバルと比べると狭いようで、助手席側のドアから出ようとする時に、足が引っかかってしまう時があります。この点が不満です。