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目次
ETCとは?付けないといけないの?
ETCとは、高速道路の出入口で専用レーンを通過する為の装置です。正確にはETC装置とETCカードの分かれており、自動で使用するにはそのセットでないといけません。
最近の車ではこのうちのETC装置が標準で装備されていたり、またはオプションで選択できることが多くなっています。今や、このETCは車の標準装備だと言っても過言ではありません。
その理由は、鉄道の駅の自動改札を見れば一目瞭然です。今のように自動化される以前は駅員が改札に立っており、1人1人の切符や定期券を確認してい為、とてもスムーズな改札だったとは言えませんでしたが、それが自動改札機の導入によって、ラッシュ時でもとてもスムーズになりました。
高速道路をこの電車に例え、それに乗る為の改札が入口の料金所、下りる時も同様にその料金所が改札だと思えば、そこをETCによって自動で通過できることで、スムーズな通行が可能になります。いちいち1台1台止まって料金を支払ってチケットを受け取る、または不足金額を支払うという手間が無くなるメリットがあるのです。
尚、現在では一般車の約7割にETCが搭載されているというデータがあります。後付けでも搭載できるので、高速道路をよく利用する人は是非このETCの搭載を考えてみましょう。
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ETCのメリットと注意点
ETCのメリット1 ゲートで止まる必要が無い
ETCはETC装置とETCカードのセットで利用することで、ETC専用レーンを鉄道の自動改札機のように通過できるようになります。”ETC専用”と書かれたゲートに低速で近付くと、ETCカードがそれに反応してゲートが開きます。一旦止まる必要もありません。
ETCのメリット2 銀行から引き落とし
ここで反応した内容(高速道路の利用料金)は、そのETCカードに紐付けている銀行口座からの引き落としで後日徴収されます。クレジットカードの付帯カードとしてのETCカードの場合は、そのクレジットカードでの支払いになります。どちらの場合もその場で現金を支払うことはないのでとても便利です。
ETCカードの注意点
ETCカードはそれを作る為に支払い用の銀行口座、または元となるクレジットカードが必要です。後払いのローン払いとなる訳、審査によっては発行してもらえないこともあります。
新車に最初からETC装置が付いている場合でも、それだけでは何の役にも立たないので、必ずETCカードを作成し、それをセットして利用してください。このセットでないとETC専用ゲートには反応しません。
尚、ETCカードは簡単に取り外しが可能で、一時的に人のカードを借りて使うこともできます。その時の料金はカードの持ち主への請求になります。
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ETCカードは料金所で手渡し精算できる?
ETCは実はカードの方だけでも料金所で手渡しすると利用することができるのです。
この場合はETC専用ゲートを通過することはできませんが、料金所でお金の代わりにETCカードを手渡し提示してください。これで、利用料金がそのカードでの後払いになります。また、チケットの受取も行う必要はありません。ETC装置の調子がよくない時にもこの方法を使ってみてください。
よって、車のETC装置を取り付けずに、ETCカードだけを作っておくという手もあるのです。これだけで高速道路の利用料金を後払いにすることが可能になるという1つのメリットは享受できます。もっと便利に利用したいと思った時に後からETC装置を取り付ければ、次からは専用ゲートを利用できるようになるという訳です。
ETC装置自体は取り付けるのは難しくても、ETCカードなら申込みさえすれば2週間程度で発行されます。ETCカードは持っているだけなら会費などは何も掛からないものも多いので、車を所持しているならカードだけでも持っておくといいかも知れません。
しかし、そのカードを紛失してしまうと誰でも利用することができてしまうので、それに気付いた時にはすぐに発行元のカード会社に連絡してください。連絡をした日から1週間程度まで遡り、その間に不正利用があったとしてもその分の支払いは免除されるので安心してください。このような保証があるところもETCカードをおすすめしたい理由の1つです。