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目次
新型クラウンが発売開始
トヨタが誇る高級セダンのクラウンが、6年ぶりに新型モデルを投入する事となりました。今回の新型は15代目となり、クラウンの伝統を継承しつつも、従来モデルとは抜本的に大きく変更されました。それはロイヤルサルーンやアスリートを廃止するもので、それだけに注目が集まっています。
出典:https://toyota.jp/
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ロイヤルサルーンやアスリートを廃止
今回の新型クラウンはハイブリッドや安全装備が充実しているのも目玉ですが、それよりも往年のクラウン愛好者にとってショックだったのは、ロイヤルサルーン・アスリート、そしてマジェスタまでが廃止された事です。
トヨタの狙いとしては、中高年ユーザーを喜ばす安定志向よりも、より若い世代にクラウンの良さを知ってもらう事にシフトしたのでしょう。
エンジンタイプは3種類
・2.0L直列4気筒ターボエンジン8AR-FTS
・直列4気筒 2.5L直噴エンジン D-4S+モーター
・V型6気筒 3.5Lエンジン+モーター
エンジンに関すると、2リッターは全てターボとなり、それ以外の2.5と3.5リッターはハイブリッドモデルとなります。これまではハイブリッドなしのモデルもありましたが、新型クラウンでは廃止となります。
グレード
・従来のロイヤルサルーン…2.5 G、2.0 B、2.5 Sなど
・従来のアスリート…2.0 RS-B、2.5 RS、3.5 RS Advanceなど
・従来のマジェスタ…3.5 G-Executive、3.5 S
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新型クラウンの評判はどうなのか?
クラウンはこれまで中高年の男性をメインターゲットにしていました。これが意味するのは、パワーやトルクや燃費に関しては特別に拘っていなかったのです。もちろん、ライバルカー並みにするのは当然ですが、それよりもクラウンらしい上質な乗り心地や快適性、運転しやすさなどの総合力に重点を入れていました。
よって、同じような高級セダンを比較した際、クラウンよりも速さを追求した車はいくつもありました。しかし、先代のアスリートモデルからそれが変わってきました。今回の2リッターターボモデルも同様で、本当にスポーツカーのような一台に仕上がっています。評判もとにかく高く、これは若い世代の車好きの方でも気に入る事は間違いないようです。
続いて、2.5リッターと3.5リッターハイブリッドモデルですが、これは従来の高級感や乗り心地をとことんまで追求したモデルです。既に動画サイトなどで、新型クラウンが多数アップされていますが、その静かな走りっぷりに驚いている人が続出しています。段差などの乗り越えても、車体とタイヤで不快感を吸収しているようです。高級車に対する表現で、「絨毯の上を走っているよう」と例えられますが、それはクラウンに相応しい言葉のようです。
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エンジンパワーや燃費を調査
2リッターターボ
エンジンパワー:180kW(245PS)
エンジントルク:350N・m(35.7kgf・m)
WLTCモード燃費:12.4km/L
市街地モード燃費:8.7km/L
郊外モード燃費:12.6km/L
高速モード燃費:15.1km/L
2.5リッターハイブリッド
エンジンパワー:135kW(184PS)
エンジントルク:221N・m(22.5kgf・m)
モーター最高出力:105kW(143PS)
モーター最大トルク:300N・m(30.6kgf・m)
WLTCモード燃費:20.0km/L
市街地モード燃費:17.2km/L
郊外モード燃費:20.8km/L
高速モード燃費:20.9km/L
3.5リッターハイブリッド
エンジンパワー:220kW(299PS)
エンジントルク:356N・m(36.3kgf・m)
モーター最高出力:132kW(180PS)
モーター最大トルク:300N・m(30.6kgf・m)
WLTCモード燃費:16.0km/L
市街地モード燃費:12.7km/L
郊外モード燃費:16.4km/L
高速モード燃費:17.7km/L
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価格帯をチェック
最後に価格がいくらぐらいなのか調査してみます。最も安いグレードは「2.0 B」の460万円となり、最高値は「3.5 G-Executive」の718万円となります。実際に購入すると、諸々で最低数十万は追加となるので、新型クラウンは最低グレードでも500万円からのスタートとなります。
クラウンの価格は高級車らしく高く感じますが、同じエンジンやフレームなどを使用するレクサスと比較すると100万円程度は割安なので、実はお買い得価格なのです。これまではレクサスが若者受けするデザインを採用してきましたが、今後はレクサスや他の高級外車のオーナーが、割安なクラウンに流れる事も起こりえそうです。